Sea Cider Farm & Ciderhouse

Last updated on April 27, 2018

Sea Cider Farm & Ciderhouse(Sea Cider)は家族経営の果樹園とサイダー醸造所で、受賞歴のあるオーガニックサイダーを製造しています。

Sea Cider image 2017

Sea Ciderは主にバンクーバー島産のリンゴを使用して、さまざまな種類のオーガニックサイダーを生産しています。Wild English(自社農園で栽培する英国種のサイダー用リンゴ「ビタースイート」を野生酵母で発酵、ウルトラドライでコクがあり、土っぽい風味、タンニンを感じる伝統的なヘレフォードシャースタイルのサイダー)、Pippins(「シャープ」なスタイルのサイダー、パイナップルやお菓子のような風味)、Flagship(ジャーマンスタイルのウルトラドライなサイダー、市販品では世界でも数少ない亜硫酸塩無添加、キレが良く、ハーブの香り、柔らかなタンニンと爽やかな酸味)、Bittersweet、Kings & Spies、Bramble Bubbly、および限定品(さまざまなスタイルのサイダー)です。同社の農園とサイダーの多くは、Pacific Agricultural Certification Societyのオーガニック認証を取得しています。食の安全性を確保するために、製造施設に危害分析重要管理点(HACCP)を導入しています。

Sea Ciderは2007年にサーニッチトンで設立されました。経営者のクリステン・ニーダムは果樹園の6代目で、前職では環境管理と国際開発の仕事をしていました。果樹園を引き継ぐと、英国種のサイダー用リンゴ「ビタースイート」と「ビターシャープ」の苗を植え直し、新たに果樹園を購入して数百本の苗を植えました。現在は60品種以上のサイダー用リンゴと従来品種を栽培しています。同社の年間生産量は7,000ケースを上回り、現在も増産し続けています。観光客向けに、農園ツアー、試飲、ワークショップなどの体験的なプログラムも実施しています。

Sea Ciderはオーガニック認証の取得と地域農業の振興を通じて、環境の持続可能性の実現を目指しています。